平成18年のグレーゾーン金利の廃止等を盛り込んだ貸金業の規制等に関する法律の改正により、サラ金、クレジット業界の収益が激変しています。
いわゆるグレーゾーン金利の撤廃、過払い利息の返還請求などにより、大赤字となり一部の会社は倒産の危機に瀕しています。
そして、今まで借入していた人が新規借入できない例が多発しています。
今までは高金利を取っていたので、貸倒れリスクを計算できましたが、低金利では貸せないのです。
その結果、遊興費にあてていた人は使うお金が減っているので、
全国的に、パチンコ店等の倒産が増えています。
生活費の不足分を借入でまかなっていた人は、使うお金がさらに減っています。
信用で膨らんだ経済部分が縮小しているのです。
そして、来年は割賦販売法の規制強化が予定されています。
クレジットで購入することの多い、着物、宝石等の販売に影響が出ると思われます。
あたりまえのことなのですが、クレジットを組む場合の審査を厳しくするのです。
ですから、クレジットを今までのように組めなくなります。
ここで、考えるのはバブル崩壊の過程です。
バブル批判があまりに強いので、急激にバブルをつぶしましたが、その後遺症が長く続いたのです。
今まで、サラ金金利、クレジット販売を野放しにして、批判が強くなるとこれを急激に取り締ったり、規制したりする。
バブル崩壊の時と全く同じです。
これは、非常に好ましいことなのですが、目先的には様々な影響が予想されます。
日本経済は、信用で成り立っている部分も多いので注意深く見守る必要があると思います。
時代の流れを読むと心配なのは私だけでしょうか。
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2007年10月10日
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銀行さん
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