先日、スーパーの西友が大規模なリストラを発表しました。
これは今までのリストラと違い、ホワイトカラーが対象であることに注目しなければならないと思います。
西友は、2002年からアメリカのウォルマートの傘下で経営立て直し中ですが、なかなかその成果がでず、常にウォルマートの日本撤退が噂されているほど、業績が悪いのです。
日本のホワイトカラーは欧米に比べて効率が悪いといわれており、今年の法律改正においても、ホワイトカラーエグゼンプションが話題になりました。
ホワイトカラーエグゼンプションとは、労働時間によって労働の価値を評価しない制度といわれておりますが、それに先行するようにリストラが始まったのです。
リストラは44歳〜59歳の仕入れや管理部門の人間が対象のようです。
この年齢の社員は会社の中では高給取りですから、若い派遣社員等に切り替えるだけでも、人件費の節約効果は大きいと思われます。
若い社員でできる仕事を、給料の高い社員がこなす必要はないのです。
昔は、年齢、経験を重ねれば年齢給が上がり自動的に昇給しましたが、今後は、今以上に仕事の内容で給与等の待遇に差がつく時代になります。
日銀の福井総裁がいうように「グローバルな競争にいかに打ち勝っていくかという本当の試練はこれからです。」(週刊東洋経済2007.6.16号)
「時代の流れを読む」と、
このホワイトカラーのリストラは、これから日本企業全体の動きになると思われます。
(お願い)
励みになりますので、私が書いていますリンク集「税理士森大志のひとりごと」
及び「税の考え方」も併せて読んでいただけると幸いです。
クリックすると、そのページに行きます。
また、同様に「人気ブログランキング」(←ここです。)をクリックしていただけると幸いです。人気ブログランキングのページへ行きますと当ブログにポイントが付きます。
2007年10月03日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/5518380
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/5518380
この記事へのトラックバック